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“選べる農業研修”であなたの就農を応援する中山町の新規就農支援チーム

~多様な農作物を学べる環境で、あなたの就農をサポート~

設立の背景

2025年9月、中山町で新しい農家支援団体が立ち上がりました。
 その目的は、「新しい担い手が安心して農業を学び、将来にわたって地域に根付けるようにすること」。

果樹や野菜、水稲など幅広い農業が営まれてきた町だからこそ、協力隊の3年間で様々な農作物を経験し、自分に合ったスタイルを見つけられる仕組みを整えました。

団体の役割

この団体は、町内の農家が連携し、研修生を受け入れる仕組みを整えています。

 「すもも」をはじめとする「果樹」や、「水稲」「野菜」など、異なる分野の農家で研修を受けることができ、栽培技術はもちろん、経営感覚や生活基盤の整え方まで、実践的に学ぶことが可能です。

<研修できる品目例>
すもも、リンゴ、里芋、大豆、ぶどう、ラ・フランス、さくらんぼ、桃、水稲、オクラ、ナス、大根、スイートコーン、ブロッコリー、ほうれん草など

農業は作物によって働き方もリスクも違います。
 単一の作物に縛られるのではなく、複数を経験したうえで将来を決められる
 それが、中山町の新しい支援体制の強みです。

具体的な活動内容

  • 作物ごとの研修プログラムの提供(果樹・水稲・野菜など)
  • 農地・住宅などの情報提供サポート
  • 販路開拓に関するアドバイス
  • 先輩農家や専門家とのネットワークづくり

研修や実習だけでなく、生活面の相談もできるため、移住後も安心して挑戦できます。

団体メンバー

団体には、多彩な分野の農家が参加しています。
 例えば、

・果樹農家:すももをはじめとするりんご、さくらんぼ、ラ・フランスなどの多様な果樹
・水稲農家
:地域で代々受け継がれてきた稲作技術を指導
・野菜農家
:気候変動に対応した新たな作物栽培にも積極的 など

さらに、農家以外のメンバーも団体に参画しています。

  • 役場担当者:農地情報の提供や補助制度の案内など、行政的なサポート
  • JAや農業関係者:流通や販路の情報、営農指導による実務的なアドバイス
  • 不動産事業者や関係団体:住宅や作業小屋といった生活基盤の確保を支援

このように「農業」「行政」「生活基盤」「流通」のすべてを網羅する体制を整えているため、新規就農者にありがちな「技術は学べても、住む場所や販路が見つからない」といった孤立を防ぎ、生活と仕事の両面から支える仕組みになっています。

メッセージ

「仲間と成果を喜び合えることが一番のやりがい」

青柳さん※写真中央(品目:ブロッコリー、スイートコーン、ほうれん草)

農業は、決して特別なものではありません。飲食や小売と同じく「商売」の一つであり、リスクもあればチャンスもあります。
だからこそ、ただ真面目に作業をこなすだけではなく、自分の頭で考え、段取りし、成果を出す力が求められます。

広い畑の草取りや収穫作業は、一人では大変です。でも「みんなで頑張ろう」と声を掛け合い、成果を共有できると、農業の仕事はぐっと楽しくなります。
地域おこし協力隊としてこの地で挑戦する方には、農業を「生業」として、自分の力で切り拓いてほしいと願っています。

「分からないことは、何でも聞いてください。」

高橋さん (品目:米、オクラ、ナス、大根、秘伝豆、カブ、青菜)

苗が無事に育ち、収穫を迎えられたときにはすごく達成感がありますね。ときには機械や水のトラブルもありますが、仲間たちとお互いに助け合いながら乗り越えています。

協力隊として来てくださる方には、最初から完璧である必要はありません。大事なのは「学んでみよう」という気持ちです。動画や本で少し予習してきてもらえたら理解は早くなると思います。分からないことはそのままにせず、どんどん質問してくれたら大丈夫です。私たちは「聞かれれば何でも教える」つもりでいます。

安心して挑戦してほしいですし、一緒に汗を流しながら、この地域での農業の楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

「まずは、やってみっべ!」

大津さん(品目:りんご、もも、さくらんぼ、ラフランス、すもも、米)

同じ木でも一つひとつ育ち方が違って、春先に木と対話することで「今年はこんなふうに育ちそうだな」と気づく瞬間は、何度経験してもわくわくします。

一番嬉しいのは、やっぱり自分が育てた果物を食べてもらって、目の前で「美味しい!」と言ってもらえたときです。将来的には「ここに来なきゃ食べられない果物」をつくりたい。そんな産地ならではの価値を届けたいと思っています。

地域おこし協力隊として来てくれる方には、まずは「やってみっべ」の気持ちで飛び込んでほしいです。農作業は大変なこともありますが、真面目にやり続けるだけでは長く続きません。ときには力を抜いて、楽しむ気持ちを忘れないでほしい。

そしていつか、自信をもって「美味しい」と言える果物を育てられるようになってくれたら嬉しいです。

「農業は自由であり、自己管理が大切です」

橋本さん(品目:シャインマスカット)

収穫を迎えるときは何度経験しても嬉しいものですし、子どもたちが楽しみにしている姿を見ると、農業をやってきて良かったなと感じます。

農業には、自分の工夫次第で時間をうまく使える“自由さ”もあって、それも魅力のひとつです。

ただ、その自由さは裏を返せば自己管理がとても大切。無理をしすぎず、自分なりの工夫を重ねていくことで、だんだん農業の面白さが見えてくると思います。

協力隊として来てくださる方には、まずはこの土地で農業の楽しさをしっかり体感してほしいです。そして3年間の活動を通して、その先にどんな関わり方ができるのか、一緒に考えていけたら嬉しいですね。

「“好き”だけじゃ続かない。目標を持って挑戦してほしい。」

小松さん※写真左(品目:里芋、ズッキーニ、ほうれん草)

農業のやりがいは、消費者から「美味しい」と言ってもらえることです。直接そうした声を聞ける瞬間は、この仕事を続けていて良かったと心から思います。

ただ、農業は“好き”だけでは続けられません。理想と現実は違いますし、生活を成り立たせるにはしっかりとした目標や人生設計が必要です。
「農業でどのくらい稼ぎたいか」「自分はどういう形で続けていきたいか」といったビジョンを持って挑戦してほしいと思います。

協力隊として来てくれる方には、まずはこの土地で農業の楽しさを味わいながら、自分の未来につながる目標を見つけてもらえたら嬉しいです。

「自然と向き合う覚悟を持って、一緒に挑戦してみませんか?」

渡辺さん(品目:さくらんぼ、もも、和梨、洋梨、りんご、すもも)

農業のやりがいは、やっぱり収穫の瞬間にあります。水やりに追われた年でも、苦労の末に実った作物を収穫できたときには、大きな達成感があります。

一方で、農業は自然が相手。雨や高温、霜や風といった異常気象で、大きな被害を受けることもあります。私自身、就農1年目の令和3年には霜の影響でさくらんぼの収穫が大幅に減り、本当に厳しさを痛感しました。だからこそ「自然は思い通りにならないもの」という前提を持って臨むことが大切だと思っています。

協力隊として来てくれる方には、まずは農業の楽しさを味わってほしいです。そして同時に、自然の厳しさも受け止めながら、一緒に挑戦していけたら嬉しいです。

「小さな町だからこそ、顔の見える支援を。」

中山町役場 担当者

中山町は山形県でいちばん小さな町ですが、果樹から野菜、米まで、本当にたくさんの農産物がとれる豊かな土地です。
町には、長年この地域の農業を支えてきた頼もしい先輩農家がたくさんおり、誇りを持って仕事に取り組む姿が中山町の強みだと思います。

町としても、就農に関わる補助金や制度の案内はもちろん、研修生と地域をつなぐパイプ役としてサポートを続けていきます。「分からないことがあっても相談できる」「挑戦してみたいと思える」——そんな環境をつくっていけるよう、全力でバックアップします。

ぜひこの町で、仲間たちと一緒に、自分らしい農業を見つけてください。

まとめ

中山町では、現在地域おこし協力隊(農業分野)を募集しています。
 この新しい支援団体のサポートを受けながら、あなたも自分に合った農業のスタイルを探してみませんか?

 [地域おこし協力隊 募集記事はこちら](リンク予定)

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山形Webメディア編集部

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