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自分に合った農業を見つける3年間|山形県中山町地域おこし協力隊


「農業を仕事にしたい。でも、どんな作物に取り組むべきか分からない」
そんな迷いを抱く方にこそ知ってほしいのが、山形県中山町での地域おこし協力隊です。

ここ中山町では、果樹・野菜・水稲など多様な農業に挑戦でき、3年間の活動を通して「自分に合った農作物」「将来の営農スタイル」を見極めることができます。

2025年9月には、町内農家が連携した新たな団体が設立。受け入れ体制が整ったことで、品目ごとの研修が可能となり、未経験者でも安心して一歩を踏み出せる環境が整いました。

特定の作物にしぼらず、多様な農業を横断的に経験できるのが大きな魅力です。

中山町の魅力

山形県の中心部、奥羽山脈と出羽丘陵に囲まれた山形盆地の西部に位置する中山町。県内で最も小さな町でありながら、豊かな自然と歴史文化が息づいています。
「芋煮会発祥の地」としても知られ、秋になると川辺で大鍋を囲む風景が風物詩に。江戸時代には最上川の舟運で栄え、京文化の影響を受けた歴史や風情が今も町内各地に残っています。

さらに、中山町は豊かな土壌に恵まれた果物の一大産地。名産のすももは東北有数の生産量を誇り、ほかにもリンゴやさくらんぼ、ラ・フランスなど多彩なフルーツが栽培されています。四季折々の果物に囲まれる暮らしは、この町でしか味わえない魅力です。

また、町を彩るのは果物だけではありません。中山町の「町花」であるひまわりを活かしたユニークな取り組みも行われています。豊田大豆転作組合では、毎年ひまわり畑を活用して約6,500平方メートルの「ひまわり迷路」を制作。地域に根差したこうした活動もまた、中山町らしい魅力のひとつです。

中山町の農業の魅力

多様な作物に挑戦できるフィールド
他地域の協力隊募集では「○○農家の後継者募集」といったように、一つの作物に特化しているケースが多いのが現実です。
一方、中山町は多様性こそが強み。果樹・野菜・水稲など幅広い農業が根づいているため、協力隊として活動する3年間で複数の作物を研修し、将来の営農スタイルを見極められるのが特徴です。

この仕組みを可能にしたのが、2025年9月に発足した「中山町新規就農支援チーム」。町内の農家が団体として連携し、作物ごとに受け入れ体制を整えたことで、品目ごとに異なる農業の魅力や経営のリアルを体験できるようになりました。

設立団体・支援内容についてはこちら

<研修できる品目例>
すもも、リンゴ、里芋、大豆、ぶどう、ラ・フランス、さくらんぼ、桃、水稲、オクラ、ナス、大根、スイートコーン、ブロッコリー、ほうれん草など

地域おこし協力隊の活動

あなたに担っていただくのは、町内の複数農家での研修や地域農業の実践です。

主な活動内容
• 地元農家のもとで、果樹・野菜・水稲などの栽培技術を学ぶ
• 複数の農作物を経験し、自分に合った営農スタイルを見つける
• 地域行事や農業関連プロジェクトに参加し、住民との関係を深める

任期中の活動イメージ
• 1年目:複数の農家で研修し、地域や作物を幅広く経験
• 2年目:学んだ経験を踏まえて、自分の営農方針を絞り込み、責任ある作業を担当
• 3年目:営農計画を立て、農地や住宅の確保、機械や資材の調達を進め、就農準備

任期終了後の出口戦略
• 独立就農(果樹・野菜・複合経営など)
• 共同経営(仲間と一緒に事業を立ち上げる)
• 雇用就農(地域農家の右腕として活躍)
いずれも、「経営者視点を持った農業者」として、地域に根を下ろすことを期待しています。

こんな方を求めています
必須スキル
• 普通自動車運転免許(AT限定可)を有している、または取得予定の方
• パソコンの基本操作(Word、Excel、メール等)ができる方
• SNSなどを通じて活動を発信できる意欲がある方
• 心身ともに健康で、地域住民と積極的に関われる方

推奨スキル
• 農業(家庭菜園・アルバイト含む)や食に関する経験、関心がある方
• 経営や販売など「数字を意識した仕事」に携わった経験がある方
• 果樹(すもも・ラ・フランス・りんごなど)、野菜、水稲のいずれかに関わった経験がある方
• 移住・定住の経験、または地方での暮らしに前向きな方

勤務条件・待遇

(※詳細、後日公開)

よくある質問

Q:農業未経験でも大丈夫ですか?
→ はい。未経験の方こそ歓迎します。幅広い作物を経験できるので、自分に合ったスタイルを見つけやすい環境です。

Q:住宅はありますか?
→ 家賃補助制度があり、町内で住居を契約していただきます。

Q:雪は大丈夫ですか?
→ 冬は雪が降りますが、公道は除雪されています。

Q:任期終了後はどうなりますか?
→ 独立就農や共同経営など、あなたに合った形で就農できるよう、町・支援団体が伴走支援します。

応募までの流れ

  1. 農作業体験(随時アテンド可能、来町を必須。支援チームや事務局が中山町をご案内します。)
  2. 書類選考(応募書類を基に審査)
  3. 面接選考(対面)
  4. 採用決定・着任

まとめ

中山町の協力隊募集は、「自分に合った農業を見つける」ことを大切にできる唯一のフィールドです。
固定された作物ではなく、果樹・野菜・水稲と幅広く経験しながら、未来の営農スタイルを選べる。
そんな柔軟さと挑戦の余白がある町は、全国的にも珍しい存在です。
「まずは試してみたい」「農業を生業にしたい」
どちらの想いも大歓迎。
あなたの新しい一歩を、中山町で踏み出してみませんか?

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山形Webメディア編集部

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