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灯蔵オビハチ(山形市)| 築100年の蔵を改装し、町のシンボルとして息を吹き返した蔵カフェ

灯蔵オビハチ(山形市カフェ)

山形駅から車で5分の距離にある「灯蔵オビハチ」。
こちらのお店は、「山形市内の眠っている蔵、次第に取り壊されて行く蔵を何とかしたい」という想いから発足した「ヤマガタ蔵プロジェクト」の第一号として、 2003年7月に改装を経てリニューアルオープンしました。

「ヤマガタ蔵プロジェクト」は、東北芸術工科大学の学生を中心に、教員、市民、そして蔵の所有者が連携して進められた取り組みです。このプロジェクトは、歴史的な蔵を保護・保存することを目指し、地域の文化と歴史を守る重要な役割を果たしました。

灯蔵オビハチ 内装(山形市カフェ)
店内の様子
灯蔵オビハチ 内装(山形市カフェ)
店内の様子

店内には、古道具を巧みに活用したテーブルやインテリア雑貨が配置され、古き良き雰囲気を楽しむことができます。

灯蔵オビハチ内装(山形市カフェ)
店内の様子

ランチタイムの2階個室は、お一人様200円で利用することができます(3時間以上の御利用は1時間ごとに追加100円)。

灯蔵オビハチ(山形市カフェ)
メニュー例

健康に配慮した自然素材のランチやバータイムでは、お酒を楽しむこともできます。
ドリンクの種類が豊富で、コーヒーやジュースやソーダはもちろんのこと、川西町で育まれた伝統野菜を使用したオーガニック紅大豆茶や、たんぽぽの根100%で作られたたんぽぽ茶など、山形県産品やオーガニック飲料、ノンカフェインにもこだわったドリンクを提供しています。

灯蔵オビハチ メニュー(山形市カフェ)
オビハチ軽食セット

14時以降に提供される「オビハチ軽食セット」
こちらは、お豆と雑穀のご飯、お味噌汁、庄内豚の煮物に小鉢がセットになったメニューです。

灯蔵オビハチ メニュー(山形市カフェ)
スイーツプレート&ドリンクセット(上記写真は季節のシフォンケーキ)

スイーツ・ドリンクメニューから好きな組み合わせで注文できる「スイーツ&ドリンクセット」
素材は、山形県産のたまご、国産小麦粉を始め、できるだけ山形や国産のものを使用しています。
バースデイプレートの予約も可能です。

灯蔵オビハチは、「道路に面した蔵を新しい視点で捉え直し、店舗として再生させることで、まちづくりの新しい形を提案した。また、所有者、市民及び学生が一体となった取り組みが中心市街地の良好な景観づくりに貢献した」ことが評価され、第5回山形市まちなみデザイン賞を受賞しました。

これまで眠っていた建物や古道具を使うことによって息を吹き返した灯蔵オビハチ。
建物や物を通し、今日まで大事に繋がれてきた先人たちの想いを感じながらお食事を楽しんではいかがでしょうか?

灯蔵オビハチ 外観(山形市カフェ)
名称灯蔵オビハチ
営業時間11:00~23:00(日・祝:11:00~19:00)※夜は要予約
定休日月曜日(月曜祝日の際、翌火曜日)
住所山形県山形市十日町3-1-43
アクセス山形駅から車で5分、山形駅から徒歩で10分
駐車場あり
webサイトhttps://kuraobi.com/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/kuraobihachi1/

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フォロワー数 4万人。山形最大級のカフェ・レストラン紹介アカウント。2020年からInstagramで、カフェやレストラン、スイーツなどの情報発信を始めました。カフェをメインに記事を書いて参りますので、よろしくお願いいたします。

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