TOP 山形のNEW

地域公園を拠点に、キャンプ場の運営や村全体の観光・滞在型体験をプロデュースする仲間を募集!|鮭川村地域おこし協力隊

あなたのアイデアが、鮭川の未来に繋がる

「自然の中で仕事をしたい」「アウトドアを活かした観光企画に挑戦したい」──その想い、鮭川村で叶えませんか?
ただのキャンプ場運営ではありません。村全体を舞台に、自分の企画で観光体験をプロデュースできる環境です。あなたのチャレンジが、地域の未来につながります。

募集概要

自然との共生をテーマにした総合滞在型自然公園「エコパーク」。この場所を起点に、地域全体での体験・滞在型観光を活性化させる仲間を募集します。

エコパークにあるオートキャンプ場などのアウトドア施設の管理業務や、アウトドアコンテンツの開発、地域との連携事業などを通じて、観光の力で村に新しい人の流れと雇用を生み出すプロジェクトです。

この募集のポイント

  • アウトドアや観光を“自分の仕事”として形にできる環境
  • 企画・現場・発信・経営まで、すべてに関われる裁量と信頼
  • 任期終了後の“出口戦略”も明確。起業・承継・就業まで伴走支援

鮭川村の魅力

山形県北部、最上地域に位置する人口約3,400人の村、鮭川村。四季折々の自然に囲まれ、昔ながらの風景と人のぬくもりが息づくこの場所は、訪れる人をやさしく迎え入れてくれます。

  • 村名の由来にもなった「鮭」が遡上する清流・鮭川
  • 夏は新緑、秋は紅葉、冬は一面の雪景色が広がる大自然
  • 特産のきのこや米、山菜など、食の豊かさも魅力
  • 鮭川歌舞伎などの伝統行事が今も大切に受け継がれている
  • 移住支援も充実。のびのび暮らせる生活環境

都市にはない、自然と人の近さ。ここでの暮らしそのものが、かけがえのない“体験”になります。

地域の課題と今後の方向性

鮭川村が抱えるリアルな課題

鮭川村のエコパークは、立地・自然・設備に恵まれたポテンシャルの高い場所。
それでも、

  • 自主事業のアイデア不足
  • アウトドア業界との接点の乏しさ
  • SNSやPRの発信力の弱さ

といった“人材”に関わる課題によって、その力を発揮しきれていません。
「誰かに来てほしい」のではなく、「共に未来をつくる仲間が必要」
それが、鮭川村の本音です。

村が描く、これからのエコパークの姿

  • 観光で地域が「稼げる」ようになること
  • 村内の自然・文化・農業と結びつく滞在体験の創出
  • オフシーズン(特に冬)の魅力づくり
  • 村に残る・帰る・関わる人を増やす“関係人口”の拡大

そして何より、
「エコパークを核とした村の観光・アウトドア産業の活性化」
それが本プロジェクトの最大の目標です。

活動の舞台:鮭川村エコパークとは?

30ヘクタールの敷地に広がる自然公園。
キャンプサイトや通年稼働のコテージ、遊歩道や多目的広場など、四季折々の自然体験が楽しめる場所です。

  • オートキャンプ場(電源・シャワー完備)
  • コテージ7棟(冷暖房完備)
  • カフェや特産品販売のある「木の子の森センター」
  • 冬は雪板・そり遊びなどアクティビティも
  • イベント広場や、未活用の湖面・遊歩道などのポテンシャルも
エコパーク
エコパーク

地元の有志団体「フリーハンド」が運営を担ってきたこの場所を舞台に、地域の観光資源を活かしたアウトドア体験の企画・運営を進めていきます。

ミッション

鮭川村の観光とアウトドア産業を再構築し、未来をつくること。

  • 「自然と共生」をテーマにした総合滞在型自然公園(エコパーク)の企画運営
  • キャンプ場の有効活用や冬のアクティビティの立案
  • 鮭川村全体の観光・滞在型体験をプロデュース
  • SNSや現場イベントなどを活用した情報発信

任期終了後は、自らアクティビティ事業を起業したり、施設の管理者や観光協会職員になるなど、地域に根ざした出口戦略も用意されています。

鮭川村ならではの特長

・出口戦略が明確
起業や事業承継、観光協会への就職など、任期終了後のキャリアが見据えられた募集です。

・幅広い領域に関われる
観光企画・現場運営・情報発信・地域連携といった、観光に関わる一連のプロセスに携わることができます。

・サポート体制が充実
伴走支援団体や行政と連携しながら活動できる環境があり、個別の相談対応やネットワークづくり支援など、安心して挑戦できる体制が整っています。

活動内容の一例(3年間のステップ)

1年目:地域と出会い、現場を知る

  • 村やエコパークの運営に関わりながら関係構築
  • 地域イベント(雪まつり、ありがどサマー祭など)への参加
  • 村内資源や観光ニーズの調査

2年目:企画をつくり、形にする

  • アウトドアコンテンツの開発(例:BBQセット、雪板体験)
  • ワーケーションや通年型プランの提案
  • SNSなどでの情報発信

3年目:自走と継承へ

  • 自主事業を軌道に乗せ、管理団体との連携強化
  • 将来的な運営継承・観光事業化に向けた準備

伴走支援があります

この協力隊募集では、すぐに完璧なスキルや経験を持つ方を求めているわけではありません。
着任後は、地域で活動を続けてきた運営団体や、観光・地域づくりの分野に精通した専門家が、皆さんと一緒に考えながら伴走します。

具体的なサポート内容

  • 月1~2回の振り返りミーティングやコーチング
  • 企画・プロジェクトマネジメントに関するアドバイス
  • 情報発信に関するアドバイス
  • 地域内外のキーパーソンとのネットワークづくり支援
  • 起業・事業承継・就業など、任期終了後を見据えたキャリア相談
  • 必要に応じて、行政や地域住民との調整サポート

「やってみたい気持ち」を大切に、試行錯誤しながら地域と共に歩む3年間。未経験でも大丈夫です。意欲のある方の応募を心からお待ちしています。


こんな方を求めています

  • アウトドアが好き、自然が好き
  • 観光企画や地域活性に興味がある
  • SNSや発信で人に伝えるのが好き
  • 将来的に地域で起業や事業承継も視野に入れたい
  • 経営に関心がある

特別な資格や観光業の経験は不要です。地域に寄り添う気持ちと、学びながら進む意欲があれば大丈夫。

勤務条件・待遇

項目内容
募集人数1名
勤務地山形県鮭川村内(エコパークを中心に活動)
勤務時間月133時間(柔軟な勤務体系)
報酬月額266,000円(※経験により優遇)
住居村が手配・家賃負担なし(光熱費自己負担)
車・PC村が貸与
保険国民健康保険・国民年金加入(委嘱隊員の場合)
休暇任用隊員は年休あり、委嘱隊員は年休なし
活動経費村と協議の上、必要に応じて支給

応募方法

応募書類

  • 応募用紙(Wordファイル)
  • 履歴書(写真付き)
  • 資格証明書の写し(該当者のみ)

提出方法

郵送または持参
〒999-5292 山形県最上郡鮭川村大字佐渡2003番地の7
鮭川村役場 むらづくり推進課 宛

選考

  1. 書類選考
  2. 面接(書類通過者のみ)

任期後のキャリア例

  • 起業:地域での起業(例:アクティビティ事業、DMO設立)
  • 事業承継:運営事業者としての事業承継
  • 就業:観光協会・地域事業者への就職

隊員実績

これまで鮭川村では、観光・農業・地域振興など、さまざまな分野で地域おこし協力隊を受け入れてきました。

  • 地域で起業した事例(観光、行商、農業など)
  • 地元企業や農協などの事業所に就職し、定住した卒隊者も複数
  • 卒隊後に動画クリエイターとして活躍している隊員も在籍

協力隊の経験を、地域でのキャリアにつなげる土壌が整っているのも、鮭川村の特徴です。

地域の声

「自然の魅力を活かしきれていない…だからこそ、仲間を募りたいと思いました。」

鮭川村担当者

地域おこし協力隊を募集しようと考えたきっかけは、村の誇る資源――たとえばエコパークや四季折々の美しい風景が、まだ十分に活かされていないと感じたことでした。観光地が点在している今の状況から、“線”としてつながる周遊ルートをつくり、村全体の魅力を高めていきたいと考えています。

また、私たちが特に大切にしているのは“人との関わり”です。これまで受け入れた協力隊員と地域住民との間でトラブルが起きたことは一度もありません。よそ者だからと遠ざけるのではなく、野菜をおすそ分けしたり、地域行事に誘ったりと、自然に受け入れてくれる文化が根づいています。

もちろん、冬には雪も多く降りますし、楽なことばかりではありません。でも、困ったときには手を差し伸べてくれる人がいる。そういう地域のあたたかさが、ここにはあります。
観光や自然、地域とのつながりに関心のある方、そして「誰かと一緒にやってみたい」と思える方に、ぜひ来ていただきたいです。


「伴走してくれる存在がいるから、安心して活動できます」

左:役場職員、中央:大友氏、右:関係団体
鮭川村 地域おこし協力隊 大友氏

私の仕事は、行政・民間・村民をつなぐ「地域連携スポーツ・文化コーディネーター」です。地域の子どもたちに向けた運動教室、公民館での健康づくりイベント、登山ルートの下見など、スポーツや文化を通じて村の中にさまざまなつながりを生み出す役割を担っています。

鮭川村では、役場の職員さんとの距離がとても近く、自分の想いやアイデアを気軽に共有できる環境があります。すぐに答えが出ないことでも、話すことで新たな道が見えてくることも多いです。

協力隊の活動は自由度が高い分、悩みも出てきます。だからこそ、伴走してくれる人の存在がとても大切です。自分が抱えていることを気軽に話せる相手がいることで、気持ちの面でも大きな支えになります。


「鮭川村は自信をもっておすすめできます」

鮭川村 地域おこし協力隊 齊藤氏

私の仕事は、鮭川村の“村花”であるヒメユリを後世につなぐ地域おこし協力隊です。
実際に村に入り、ヒメユリを育てる日々の中で感じたのは、「ここは本当にいい場所だな」という実感でした。地元の詳しい方から栽培のノウハウを教わったり、自分でも調べながら学んだりと、少しずつ花に関する知識を深めています。

そして何より、地域の人たちがとてもあたたかいんです。ご飯に誘ってくれたり、「頑張ってね」と声をかけてくれたり。初めての土地でも、こうした関わりがあるおかげで、安心して前向きに活動に取り組めています。

鮭川村の地域おこし協力隊は、自信を持っておすすめできる環境です。


「あなたのチャレンジに全力で伴走します!」

伴走支援団体(ローカルインキュベート)

鮭川村の魅力はなんと言っても東北らしい自然と人の温かさ。釣りやキャンプ、SUP、スキー/スノボー、雪板、トレッキング……暮らしのすぐそばに、手軽に楽しめる「野遊びの時間」がある環境です。

でも、都会のように選択肢が多いわけじゃない。知らない場所でキャリアや仕事を築けるのか不安……
けれど、地方だからこそ、あなたの挑戦がダイレクトに地域に影響を与え、歓迎される余白があります。

私たち(ローカル・インキュベート)は「起業支援」と「観光」分野に軸足を持ち、ゼロからのチャレンジを全力で伴走しています。
一緒に、ここからしか生まれないキャリアの形を見つけていきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q:どんな家に住みますか?
お住まいについては村が手配し、家賃の負担はありません(光熱費のみご負担ください)。

Q:雪は大丈夫?雪に慣れていなくても生活できますか?
鮭川村は冬にしっかりと雪が降る地域で、公道は除雪されていますが、住宅の軒下や生活道などはご自分で除雪していただく必要があります。お困りの際は地域の方々に相談しましょう。

Q:地方移住が初めてでも大丈夫?
はい、サポート体制があります。住まいや人間関係も一緒にサポートします。

Q:子連れ・夫婦での移住は可能?
相談可能です。住居や地域サポートも柔軟に対応しています。


応募の前に

まずは以下のどちらかの方法で、一歩を踏み出してみてください。

1. オンライン個別相談(LINE/Zoom)
「どんな人が向いている?」「具体的な仕事の内容は?」など、気になることを気軽に聞けるオンライン相談を随時受け付けています。移住前提でなくても構いません。
申し込みはメールでご連絡ください(suisin@vill.sakegawa.yamagata.jp)。

2. 応募書類を郵送
「もう少し詳しく知ってから応募を考えたい」方も、まずは書類だけでもお送りください。必要な情報はこちらからご案内します。

3. イベントに参加する
現地やオンラインでの説明会・体験イベントなども予定しています。

〇次回の予定
10月25日(土)都内にて移住相談会

お問い合わせ

「まずは話を聞いてみたい」だけでもOKです。
お気軽にご連絡ください。

鮭川村役場 むらづくり推進課
電話:0233-55-2111
※応募書類送付先は上記住所まで

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-TOP, 山形のNEW
-, ,