【体験レポ】アドビ株式会社と山形市が「まちの広作室 in やまがた」を共同開催 | デザインワークショップ参加体験レポート

2024年8月21日に山形市内で「まちの広作室 in やまがた」が開催されました。
こちらのプロジェクトは、アドビ株式会社と山形市が連携し、山形市内のラーメン店のデザインスキル向上を目的としたワークショップです。山形市内のラーメン店を対象に行ったアンケートで、SNSを活用している店舗のうち、8割以上で「SNSで広報課題がある」と答えられたことから企画されました。

実際に、当メディア編集部メンバーである「山形ちゃん」がインフルエンサーとして参加しました。本記事ではワークショップの様子をお伝えします。

まちの広作室とは？

「まちの広作室」は、店舗を運営する方々が日々行っている広報制作物のデザイン業務（チラシ、ポスター、メニュー表、SNS 向け画像や動画制作など）を、アドビが提供するデザインツール「Adobe Express」を使うことで、簡単に作成できるようにサポートするプロジェクトです。これまでも、下北沢商店街、福島県大熊町、鹿児島市、長崎市など日本全国 7 か所で開催し、様々な地域店舗のクリエイティブにおける課題解決をサポートしました。

講師 北沢直樹氏に教わるデザインワークショップ

今回のワークショップの講師で、イラストレーター／キャラクターデザイナーの北沢直樹氏が登壇し、ワークショップがスタートしました。

はじめに、Adobe Expressの操作に関する説明からスタートし、Adobe Expressでは様々なデザインテンプレートが利用できるため、新たなラーメンメニューのお品書きなどの作成はもちろん、海外からの観光客向けにビーガンやハラール対応メニューを作るなど、昨今求められる「食の多様性」への対応もデザインの力で簡単にできることを教えていただきました。

実践として、Adobe Express内で活用できる生成AI機能について、簡単な説明の後に、実際に生成AI機能の「生成塗りつぶし」や「テキストから画像生成」を体験しました。

また、Adobe Express内のデザインテンプレートを使って、イベントメニューのチラシを作成したラーメン店主さんは、「元々あるデザインテンプレートをカスタマイズするだけで、良いデザインが作れることがすごい」と、デザインの楽しさ・簡便さを実感されていました。

インタビュー

ーAdobe Expressの生成AI機能を使用してみた感想は？

山形ちゃん：とっても驚きました！自分が撮影した画像に生成AI機能の「テキストから画像生成」で「黄色いお花」と入力し、生成したい箇所を選択すると、元の画像に黄色いお花が驚くほど自然な仕上がりで追加されました。簡単にできて楽しいです。

ー今回学んだ内容を今後どのように活かしていきたいですか？

山形ちゃん：SNSで発信する際の投稿画像を編集するツールとして、Adobe Expressを使用したいと思いました。今までは、この写真うまく撮れたと思ったけど、よく見たら自分の顔が反射して映ってしまっている…などを理由に、投稿を断念する時もありましたが、今回学んだAdobe Express内で活用できる生成AI機能を活用すると、本当に簡単に画像を編集することに成功しました。スマホで簡単に使用できるので、普段のSNSの投稿に活かしていきたいです。

まとめ

アドビ株式会社が「デザインの力で、効果的な広報活動の支援をしたい」という思いからスタートした『まちの広作室』
ラーメン消費額が2年連続で日本一の山形市で活躍するラーメン店が、今回のワークショップで得た「デザイン力」を活用し、今後の広報活動に取り組むことで、「山ラー」文化がさらに発展していくことが期待されます。
山形県内の魅力発信を行うインフルエンサーである山形ちゃんも、今回学んだ内容を今後のSNS発信に活かしていきたいと思います。